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http://toyokeizai.net/articles/-/54803
ですって。久しぶりにこんなことをやってみましょうか。
簡単にまとめておくと、
・国債の格付けなんて、格付会社が勝手にやっていることだし、格付けをするための基準が不明確
・日本国債は全て円建てなので、日銀に引き取らせてその分の円を発行してしまうことが出来る。別に徴税によらなくても償還できるし、そのメリットがどこに 有るか分からないけど、全額を国債保有者に現金として返すとしたらこれが一番有力だし、即座にできる。債務不履行になるリスクはゼロ
・メリットがどこに有るかわからないといったのは、日本が発行している国債のうち95%近くが国内で購入されているから、その分の資産が金融機関にあると いうことによる。国民一人あたりの借金というより、一人あたりの資産といったほうが正しい。なぜ資産を手放さなければならないのか疑問というわけ
・通常、国債の償還というのは、対GDP比でみるので、GDPが国債の発行額よりも多く伸びれば償還されていくことになる。
ここまでが国債そのものについての抑えておくべきな基本的な事柄ね。
次に日本の経済に関して。
・日本は1998年からデフレに突入。
・デフレの問題というのは、供給よりも需要が小さいこと。供給されて、多く物が出回るから、その物1つあたりの値段が安くなるといった感じ。当然、薄利多売になるし、物自体が売れなければ企業の不利益になる
・記事では供給を伸ばさなきゃいけない(サプライサイドの政策が必要)と言っているけど、供給を伸ばすと、デフレが深刻化して、物価の下落率より大きな実 質賃金の低下を招く今の現象が続くようになる。物の値段は安くなるけど、給料はそれ以上に落ちてしまうから、結局その物の価格が上がっているように感じて しまう現象が続くってことね。
・供給を伸ばす政策というのには、成長戦略や構造改革などが当たる
・デフレを解消させるには供給じゃなくて需要を伸ばさなきゃならない。政府が公共事業などを増やし、物やサービスを購入し、人々の仕事を作らなければ、デフレからの脱却は出来ない。
アメリカと対比させていたようなので。
・不況からの回復には、緊縮財政や増税のような、需要を減退させる政策では、GDPの計算式的に考えて整合性が取れないと思ったので、調べてみた。それがこれ→http://ecodb.net/country/US/imf_ggrx.html
・見てもらえるとわかるとおもうけど、アメリカは緊縮財政などやっていない。それどころか、リーマンショックが起こった2009年以降、伸び率はそこまででもないが2010年を除いて積極財政になっている
全体的に言って、デフレから脱却しなければならないという現状認識と句読点の使い方以外に正しいところはないね