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中野剛志氏や西部邁氏が「昔の本のほうが現代に書かれた本より克明に現代を描いている」と言っていましたが、私もそれに同感です。

最近エドマンド・バークの「フランス革命の省察」を読んだんですが、あのフランス革命と今我が国で行われている民主党の政治と、そもそも日本の戦後政治とがどうにも同じに見えてくるのですよ。
同著で言われている事柄は、かなり要約しますし、そのごく一部ですけど、大体こんなところです。
「理性を至上のものとし、それによって社会が構成できると信じているものは頭が悪い。社会は慣習が作るものである」
「問題点があるのならそこだけ変えなさい。革命なんて愚か」
「物事は長期的にゆっくりと変わり、結果が出てくるものであって、急激に変革することはその道理に反する」
「世論が間違うことなど往々にあるため、市民のみに権力を持たせることはしてはならない。市民を監視し、制御するシステムがないためである」
「自治体を作り、そこに権力を移譲するということは、国家の分裂を招く」
などなど、ぱっと思いつくものをざっと挙げてみましたが如何でしょう?
これが18世紀(今から3世紀も前!)に書かれた書とは思えないくらいに現代を克明に描いているとは思いませんか?
さすがバーク。その慧眼恐るべし、です。
そのうちもっと細かくまとめと書評をやろうかなあと思っています。

ちなみにバークのwikipediaはこちら。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%AF
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