ボカロPなんてやってます。
クラシックとメタルと日本とが好きです
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というわけで、新曲を投稿しましたよ。
冬をめぐる都
◇作曲◇
変拍子が混じっているとはいえ、スタンダード気味のネオクラだと思います。
歌詞のテーマ(後述)から考えて、この曲調は歌詞に合うと思いました。
曲作ってから歌詞作っているんですけどねw
最近メタリカを練習してたせいか、リフがそっちよりになってはいるかな~と思います。
全体的にはスッキリした曲で、ヘヴィなところも、Hopeless Regretのように絡みつくような重さにはなっていないと思っております。
◇歌詞◇
結構悩まされましたね。作りたいことはある程度やってきたかなと思っているので。
西部邁さんや適菜収さんがお書きになった本の中に、シュペングラーの西洋の没落という本についての書評があり、それで書いてみようかと思いました。
一言でまとめると、季節とおなじように、文明も四季をめぐり、春、夏の栄華を過ぎ、秋、冬と枯れ、そして滅んでゆく、といったところでありましょうか。
ただ、ちょっとひねりを加えたかったので、冬と雪と死に装束の白を掛けて後半は形にしています。
ここはちょいと和風で、西洋の人の喪服が黒なのに対し、日本人の喪服は伝統的に見れば白ですので、そこをつなぎあわせたというところです。
白い雪が全てをかき消し、滅ぶということは文明にとっては死に装束を着せられるようなものだ、とそういうことです。
ただ文明に死に装束を着せるというのはいささか抽象的で難しかったのでゆかりさんに着てもらいました。ゆかりさんごめんね。
ボカロが衰退する、というようなことを狙っているものではありませんし、そのような意図は一切ありません。
細かいところでは、一回目のAメロで出てくる、薄明かりという言葉が二回目のAメロでも出てくるのですが、その時には薄明かりという単語が『西洋の没落』を指すようにしてみたりしています。
全体として上手く作れたのではないかと思っております。
◇録音◇
今回から、フラクタルオーディオシステムズのAxe FX2を導入しました。
そのため、ギターの音質が上がっているのではないか、と思っております。
今回使用しましたアンプモデルはBad CatというメーカーのHot Cat30です。
ニュアンスもよく拾ってくれ、歪みも輪郭も問題なしと、メサブギー信者を辞めたくなりましたw
とはいえ音についての印象はメサブギーのデュアルレクチに近いかなという感じですね。
コンプレッション感の弱いアンプが好きな方はハマるのではないかと勝手に考えております。
ギターも変更しております。
今回はSterlingから出ている、ジョン・ペトルーシモデルの7弦のを使いました。
リアピックアップだけは本人仕様の、Illuminaterに変えてあります。
クセがないのがクセ、というほど音作りのしやすいギターですね。
ただ、アンプの特性がモロに出てくるので、良いアンプを持っていないと使いづらいギターかもしれません。
◇イラスト◇
本当は何枚か使って、擬似的な動画をつくろうかなと思ったのですが、それをやっていると冬が終わってしまうと思ったので1枚絵にしました。
歌詞の特殊性を表現するにはどうしたらいいかなといろいろ考えた結果、ああなりましたね。
ゆかりさんが冬のほうにいて、夏の方に本があって、昔の、夏の栄華を象徴する城、冬の、現代の、終わりを象徴する高層ビル、と並べて描くのが適当かなと思いました。
夏のほうが色使いも派手で、冬のほうが地味な配色にしてあります。ゆかりさんの髪の色も薄めでよかったですね。ミクさんだと緑がかった青が目立ってしまって、冬の白い感じがなくなってしまいますから。
あと、あの本だけちょっと強烈な赤を使って、表紙の中に書かれた本のタイトルの白を強調しております。人間の視覚における錯覚をちょっと利用できないかな、と思いましてね。
視線はあの本に向かうと思いますし、本のタイトルにも目が行くのではないかと思っております。
というような、説明的な絵でございました。
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というわけで、新曲を投稿しましたよ。
冬をめぐる都
◇作曲◇
変拍子が混じっているとはいえ、スタンダード気味のネオクラだと思います。
歌詞のテーマ(後述)から考えて、この曲調は歌詞に合うと思いました。
曲作ってから歌詞作っているんですけどねw
最近メタリカを練習してたせいか、リフがそっちよりになってはいるかな~と思います。
全体的にはスッキリした曲で、ヘヴィなところも、Hopeless Regretのように絡みつくような重さにはなっていないと思っております。
◇歌詞◇
結構悩まされましたね。作りたいことはある程度やってきたかなと思っているので。
西部邁さんや適菜収さんがお書きになった本の中に、シュペングラーの西洋の没落という本についての書評があり、それで書いてみようかと思いました。
一言でまとめると、季節とおなじように、文明も四季をめぐり、春、夏の栄華を過ぎ、秋、冬と枯れ、そして滅んでゆく、といったところでありましょうか。
ただ、ちょっとひねりを加えたかったので、冬と雪と死に装束の白を掛けて後半は形にしています。
ここはちょいと和風で、西洋の人の喪服が黒なのに対し、日本人の喪服は伝統的に見れば白ですので、そこをつなぎあわせたというところです。
白い雪が全てをかき消し、滅ぶということは文明にとっては死に装束を着せられるようなものだ、とそういうことです。
ただ文明に死に装束を着せるというのはいささか抽象的で難しかったのでゆかりさんに着てもらいました。ゆかりさんごめんね。
ボカロが衰退する、というようなことを狙っているものではありませんし、そのような意図は一切ありません。
細かいところでは、一回目のAメロで出てくる、薄明かりという言葉が二回目のAメロでも出てくるのですが、その時には薄明かりという単語が『西洋の没落』を指すようにしてみたりしています。
全体として上手く作れたのではないかと思っております。
◇録音◇
今回から、フラクタルオーディオシステムズのAxe FX2を導入しました。
そのため、ギターの音質が上がっているのではないか、と思っております。
今回使用しましたアンプモデルはBad CatというメーカーのHot Cat30です。
ニュアンスもよく拾ってくれ、歪みも輪郭も問題なしと、メサブギー信者を辞めたくなりましたw
とはいえ音についての印象はメサブギーのデュアルレクチに近いかなという感じですね。
コンプレッション感の弱いアンプが好きな方はハマるのではないかと勝手に考えております。
ギターも変更しております。
今回はSterlingから出ている、ジョン・ペトルーシモデルの7弦のを使いました。
リアピックアップだけは本人仕様の、Illuminaterに変えてあります。
クセがないのがクセ、というほど音作りのしやすいギターですね。
ただ、アンプの特性がモロに出てくるので、良いアンプを持っていないと使いづらいギターかもしれません。
◇イラスト◇
本当は何枚か使って、擬似的な動画をつくろうかなと思ったのですが、それをやっていると冬が終わってしまうと思ったので1枚絵にしました。
歌詞の特殊性を表現するにはどうしたらいいかなといろいろ考えた結果、ああなりましたね。
ゆかりさんが冬のほうにいて、夏の方に本があって、昔の、夏の栄華を象徴する城、冬の、現代の、終わりを象徴する高層ビル、と並べて描くのが適当かなと思いました。
夏のほうが色使いも派手で、冬のほうが地味な配色にしてあります。ゆかりさんの髪の色も薄めでよかったですね。ミクさんだと緑がかった青が目立ってしまって、冬の白い感じがなくなってしまいますから。
あと、あの本だけちょっと強烈な赤を使って、表紙の中に書かれた本のタイトルの白を強調しております。人間の視覚における錯覚をちょっと利用できないかな、と思いましてね。
視線はあの本に向かうと思いますし、本のタイトルにも目が行くのではないかと思っております。
というような、説明的な絵でございました。
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